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    今春、自主配信のみで発表された名作を世界初CD化。英国特有のフレッシュな解釈で50-60年代ジャズ黄金期のエレガンスを現代に蘇らせつつも、映画音楽に入れ込みAvishai CohenとJ Dillaをオールタイム・フェヴァリットに挙げるその鋭い審美眼がエッジを生む。

    —またひとつ、ジャズが更新されていく。

    デビューEPから2年の歳月を経て生み出された今作は、15歳から作曲活動をしていた彼の10年選手としての風格を感じさせる仕上がりに。地元に息づくグライムやヒップホップを肌で感じながらも、映画音楽を嗜好する彼自身の特異な感性がストーリー性の強い楽曲に昇華されると、それはまるでミンガス作品をネオソウル仕様でドライヴさせたかの様に甘くスリリングな仕上がりに。自身による鍵盤を中心に、ベース、ドラム、ギター、ストリングス、ホーンセクション、Jordan Rakeiによる声楽、さらに今作の印象的なアートワークを手がけたKaya Thomas-Dykeによる歌唱、Alfa本人による語り/ラップもあり、バンドとしては小編成ながらも、ゴージャスで濃密なプロダクションにまとめ上げています。

    何も考えず、昨今のジャジーソウルの流れで聴いても最高のムードをもって楽しめますが、一流シェフの様にそこはかとなく散りばめたモダンでオーガニックなアフロ/ラテンフレーヴァーに、リスナーの音楽的好奇心はすぐにくすぐられてしまうことでしょう。
    音の質感や世界観は違えど、米にThundercatあれば、豪にHiatus Kaiyote あり。そして英にAlfa Mistあり。ジャンルや時代にとらわれない、自由な発想と確かな技術を兼ね備えた若き次世代のジャズという枠で囲おうとすれば、自ずと彼らの名前が挙がってくるでしょう。

    Kendrick LamarやJ. Coleなどのダークでアグレッシヴなヒッホップ好きにも、the RootsやD’Angeloなどの濃密なリズムとソウルネスの中毒者にも響く、まったく新しいジャズ。聴いた瞬間、Richard Spavenの描く宇宙やRobert Glasperが示した美学とも共振する新世代ジャズの新たな原風景がそこに広がっていきます。
    確実に今後のブラックミュージック・シーンを牽引する存在であり、次のトレンドを予感させるUKジャズ/ソウルの台風の目は、彼です。

    *特殊パッケージ仕様 日本限定特典として未発表音源のダウンロード・コードつき



    Tracks:
    1 .Keep On
    2. Potential
    3. Errors
    4. Breathe (Feat. Kaya Thomas-Dyke)
    5. 7th October
    6. Kyoki
    7. Nucleus
    8. Brian

    Alfa Mist(アルファ・ミスト)
    イースト・ロンドン出身の音楽プロデューサー/コンポーザー。
    現在、若干26歳にして豪州ネオソウルの雄 Jordan Rakeiや 同郷の新進気鋭、今年ブレイク必至のTom Mischのプロデュース/リミックスを手がける実力派。他にもデンマーク出身のシンガーMarie Dahlstrømの楽曲プロデュースや、ロンドンを拠点としつつもLAの新興レーベルSoulection周辺で頭角を表すEmmavieとのコラボEP、そしてプロデューサー仲間のLester Duvalとのプロジェクトである2nd Exitではラップを披露するなどマルチな才能を発揮。いま、アメリカ、ヨーロッパ、オーストラリアなどで同時多発的に拡散し進化する次世代のブラックミュージックを牽引していくであろう注目の若手ミュージシャン。


    アーティスト:Alfa Mist(アルファ・ミスト)
    タイトル:Antiphon(アンティフォン)
    フォーマット:国内盤CD
    レーベル:インパートメント
    型番:IPM-8075
    発売日:2017年8月