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この音楽にどんな説明が必要だろうか。そう思う。
店頭でお客さんとピアノのことを話していて、このCDを流したのだが、素晴らしい音楽を前にすっかり言葉を失ってしまって、説明も忘れてただ目をつむって音楽の世界に浸っていました。

もちろん圧倒的な演奏技術があっての本作ですが、理屈をはるかに超えたところにある音楽の素晴らしさが、ぎゅっと詰まった作品だと思います。

ピアノアルバムの大傑作です。
聴くたびに鳥肌。

13曲56分。








◇以下レーベルサイトより

Between the lines

僕の机の引き出しの中には、15年近く前から、音楽やメロディのかけらや、作りかけの曲や紙に走り書きしたコードたちが積もっている。

僕がそれらの断片たちをまとめて、それらに一つの形、一つの顔を与えられることになったのは、地球の反対側(ベルギーから見ると、日本は地球の反対側)のあるレーベルから作品をリリースする機会を得たためだった。
これらの音楽がずっと引き出しの中にあったのは、ここベルギーで、それらをどのケースに入れればいいか分からなかったためだろう。ジャズでなければ、現代音楽と呼ばれるものでもなく、かと言って、ポップスや歌でもない…。多分それらのすべてであり、他のものかもしれなかった。遠い所でCDを出すことになっ た時、これらの疑問は消え失せて、それは単に音楽、僕の音楽であって、それでいいように思われた。

もっと正確に言うと、これらは僕の中に最も自然に生まれてくる音楽だろう。

月並みな表現になることを恐れずに言うと、これらはまさに道を歩いているとき、何も考えずに車を運転しているとき、自分の中に浮かんでくる音楽、誰に頼まれることなく自然に生まれてくる音楽なのだ。そして、それは抵抗しがたいものだ。なぜなら、それは、僕を少年時代、あるいは子供時代にまで連れ戻すものだからだ。子供の時、僕は幸運なことに、自分の中に宿り、取り付き、僕を訪ねてくる音楽がずっと身近にあった。その当時は、音で満たされた世界に生きること が幸運であることに気づいていなかった。大人になると、僕たちは、現実はもっと重大なんだと知らされる。

今これらの音楽は世界の陳腐さへの抵抗となった。

そういう訳で、このアルバムは今までに作ったものの中で、最も自分らしいものだろう。なぜなら、それは、僕にとって自然なものにもっとも近いからだ。これらの音楽の源泉は、自分にとって最も古く、不可思議で、無意識的な感情なのである。

レコーディングの際、時間に余裕がなかったにもかかわらず、これらの音楽からは静けさが漂う。音楽が時々僕たちを導いてくれたり、ドアを開けてくれたりす る、僕たちには行きたくてもいけないどこか、そんな失った世界の懐かしさのように。これらの音楽は世界の外観の影の、大人の目には見えなくなってしまった ものを見せようとしたり、僕たちが気づくけれども口に出されることのない行の間にあるものを読ませようとする。もしそれを聞くことができれば。

Between the lines…

Jean-Philippe Collard-Neven


-tracklist-

01. Leaving Valparaiso
02. Falling Star 1
03. Falling Star 2
04. Falling Star 3
05. Falling star 4
06. Gus
07. Lost Paradise
08. Northern lights
09. Moon Smile
10. Toinou
11. A Kiss by the Sea
12. Between the Lines
13. Dust's Hope


アーティスト:Jean-Philippe Collard-Neven
タイトル:Between The Lines
フォーマット:国内盤CD
レーベル:flau
型番:flau21
発売日:2011年05月

  

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