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個人的にも大好きなDakota Suiteですが、その個性とも言える鎮痛な重暗さはやや影を潜め、癒しと愛に満ちた楽曲群が並びます。Dakotaのメロディの悲しげな美しさにQuentin Sirjacqの華やかさがうまく作用しているようで、これまでにないポップな側面を醸し出しています。以前のQuentin Sirjacqとの共作ではDakotaの悲壮感のほうが強く出ていたことを思うと、彼の心境の変化を感じずにいられません。
前作「An Almost Silent Life」にみられたような一曲で心を掴んでしまうインパクトのある曲は少ないものの、この波の少ない展開こそがDakotaの真骨頂であり、それがまたしっとりと心地よいです。
Dakota史上最もポップで優しいサッド・アルバム。オススメ。
13曲54分+ボーナストラック1曲。







◇以下レーベルサイトより

Chris HoosonとDavid Buxtonのユニットdakota suiteと、SCHOLEより作品を発表するフランス人作曲家・ピアニストのQuentin Sirjacq による共作アルバムをSCHOLEよりリリースします。
これまで数多くの作品を発表してきているdakota suiteですが、その中でChrisが一貫して表現してきた悲壮美や人生の過酷さをリアルに感じさせる哲学、妻(Johanna)への愛情はそのままに、静寂や、穏やかな時間に捧げる音楽を探求することに重きを置いた作品です。
Quentin Sirjacqは作曲、ピアノ演奏、楽曲アレンジを担当しています。ギター、ベース、ドラム、クラリネット、トランペット、フルート、サックス、トロンボーンなど多様な楽器が登場し、楽曲の持つ世界観を見事に表現しています。インストの楽曲と、必要とされる物語を時折語るボーカルが入った楽曲がバランスよく折り込まれています。
意識的に沈んだ精神状態から浮かび上がるために書かれたラブソングや穏やかな時間のために書かれた楽曲とが合わさる、悲愁を描き続けた従来のダコタスイーツの象徴的な楽曲とは一線を画すアプローチです。
ジャジーなリズム、クラシックやアンビエントの要素が織り交ざりつつも、シンセサイザーやエレクトリックギターなどが登場する、これまでの両アーティストが見せてきたポストクラシカルなスタイルを踏襲した作品です。
静寂から訪れる一筋の光と、静寂へと向かう一時の安らぎに捧ぐ音楽を。

自分だけの安らげる一時のBGMに。


01. this is my way of saying that I am sorry
02. flat seat
03. in the stillness of this night
04. committing to uncertainty
05. nu dat deze dag voorbij is
06. dronning maud land
07. ask the dusk
08. be my love
09. nothing is gone
10. the tears that bind us to this place
11. the world touches me too hard
12. there is calm to be done
13. I miss the dust
14. onzekerheid (bonus track)

(2014.06.22)